
(参加者、一般、役員の方合わせて70名)
★1件目は、日本赤十字社 大藪氏より、赤十字社の活動に関しての講演
国内災害救護および、そのための訓練、赤十字奉仕団、防災ボランティア活動、青少年赤十字メンバー、指導者育成等に関する内容、また、能登半島地震での災害派遣に関して救護班、日赤災害医療、こころのケア班、支部支援要員の活動結果を講演頂きました。
赤十字のマークの意味ですが、創始者スイスのアンリーデュナンに敬意を表して赤白を逆にしたマークとして世に知られています。。
★2件目は、大越なごみの森診療所(枚方市)所長をされている大越氏よりの講演
医療を通じて誰もが大切にされ、幸せに生きられる地域社会を実現することを目的として活動をされています。
災害時、高齢者に起きることは、
■怪我、病気、適切な医療・介護サービスが受けられない、薬がなくなる等
これらに対して災害に向けて備えておくことは
・食料、電源、水の確保、薬手帳、定期内服薬は多めにもらっておく
・頓服薬(発熱、疼痛、便秘、風邪)もらうか、市販薬を購入しておくことです。
■家族、地域としてできること、離れて暮らしているなどのときは
・171の使用、ライン安否確認サービス
・近所同士の関係を構築(「人間」は人と人の間に存在するもの)
・近所の高齢者の状況を共有しておくことです。
実は生存に必要なものは間もなく届くのですが、嗜好品(酒、たばこ)はなかなか手に入らないのです。
避難生活で多大なストレスを抱えた中で、ほっと一息入れられるそのようなひと時が、精神を正常に
保つためには必要な時があります。
災害を最小限に抑える努力はもちろん大切ですが、
いつ別れが来てもよいように、今この瞬間を大切に生きることが大切です。
(今別れが来て後悔するなら、これから、取り組むこと)







