参加者スタッフ合わせて約90名が参加されました。
■ガザ地区の現状
おたがいのマナーを配慮
①送る表現が適切か?例えば「何で来るん?」は「なぜくるのか」と「どうやってくるのか」の二つの意味があるので、相手に誤解されないように気をつける。
②クレームを主張する場合、「ステップ」が消失してしまっている場合がある→本来なら相手に直接言うべきところ、SNSでいきなり拡散してしまうなど(対事業者、友だち同士でも)。
③SNS誹謗中傷コメントに対する誹謗中傷であっても罪に問われることもある 悪いことをした人でも人権はある。
④顔が写ってなくても他の画像と参照して個人特定される場合がある。(手の甲の黒子など)
などを講習していただきました。
また、■ガザ地区の現状として
①日赤では7つの基本原則(公正、中立、奉仕………)のうち、人道(あらゆる状況において人間の苦痛を予防し、軽減することに、国際的および、国内的に努力すること)を守ることが目標のひとつ。
②30カ国で紛争、戦争が起こっているが、人間の尊厳は確保されているのか。その基本は当たり前のルーティンが確保されていること。現在世界で避難民(国内)、難民(国外)は一億人以上になる。
③現地の日赤病院も爆撃されて、避難民で溢れかえっている。
④ガザでは子どもが多く、平均年齢18歳未満の人口が40%近い。
⑤激戦生活の中で折り紙を折ると子どもが喜び、子どもが喜ぶと親が安心する。折り紙がおれる日本人で良かったと。
⑥もし、明日、すべてが変わってしまうとしたら何をするかを考えてみて欲しい。
⑦生まれる場所によって人の命の重さは違うのだろうか。以下、現地スタッフの声がある。
⑧我々は歴史的悲劇の傍観者であってはならない。国際人道法を理解し、伝えること、赤十字への支援を。
⑨これだけ多くの子どもと女性が亡くなる耐え難い状況をなぜ、世界は許しているのか。
⑩命の重さはみな同じはずなのに世界はフェアにできてない。自分達に人権などない。私達は本当にミゼラブルだ。
(これらの活動の一助となるべく、平野区各地域の連合から毎年日赤社資への協力をされている。)