2024.07.14 平野郷夏まつり・御旅所祭

 神様に喜んでいただくために2日目、3日目には九町の地車が曳行され、町を賑わせます。

 最終日の4日目が夏まつりの本番となり、太鼓台(布団太鼓)が町内を巡行して、神輿の御移動を町に知らせ、道中の露払いをします。

 太鼓台(布団太鼓)では、男児が赤い投げ頭巾を被り、化粧をした敲児(たたきこ)として奉仕します。

 敲児は、地面に足を触れないように肩車で移動するなど、神事に携わるための潔斎を重ねて祭礼に臨みます。

 杭全神社の末社である赤留比賣命神社境内にて御旅所祭を執り行ったのち、所縁の寺院2箇所(全興寺・長寶寺)でも、それぞれ神事を執り行われ、平野独特の神仏習合をみることができます。

 供奉行列を先導する、猿田彦神(天狗さん)の羽団扇で頭を撫でてもらうと良い子に育つと言われ、道中各所でその光景が見られます。

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